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被災は犯罪ではない

私は、奄美大島に住んでいたことがあります。その時、大雨被害がありました。

住用という地域を中心に甚大な被害がありました。

体育館に避難所が設置され、合計4泊程度その避難所で過ごしながら支援活動を行いました。その時、役所の方々と避難所の衛生面などの相談などもしていたのですが、残念な話題を耳にしました。

避難所で夕方酒盛りをしていた場面がテレビ放映され、支援物資を送ってくださった複数から「支援物資を返却してほしい」「酒盛りさせるために支援したんじゃない」と連絡があったそうです。

役所の職員さん達が対応に苦慮していました。

私は、「予算上問題なければ、返却して構わないと思います」「謝罪は必要ないと思います」とお伝えしました。役所職員達も被災して疲弊していましたし、彼らを励ます意味もありました。


一方で、「被災者はなぜ酒盛りをしてはいけないのか?」という疑問がありました。

彼らは日中自宅に戻り、泥(便も混ざっています)まみれになって掃除をしています。悪臭の中ライフラインも戻り切っていない中必死に元通りの生活に向けて自ら復興活動をしていました。夕方になって疲労困憊で帰ってきて、限られたシャワーを順番待ちしてやっとほっとしたお酒のひと時。被災者同士で情報交換したり励ましあったり、とても貴重な時間だと感じました。


被災は犯罪ではありません。支援とは、何か。考えさせられる出来事でした。

泥だらけの自宅にて
泥だらけの家の中で


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