灼熱のドクターヘリ
- toshotta
- 1月11日
- 読了時間: 2分
皆様はドクターヘリの出動にどんなイメージをお持ちですか?
ヤ◯ピーのようなドクターが颯爽とヘリに乗り込み、優雅に外を眺めながら離陸
みたいな感じですよね。
現実は、、、、、、(汗)
わかりやすいのは真夏の出動です。
我々はまず出動要請があると、ヘリまで全力疾走します。
そのヘリはといいますと、真夏の屋外駐車場に停めた車と同じ状況なのです。
もちろん屋根のない場所で施錠されていたヘリの機内は灼熱状態です。
全力ダッシュで汗だくの我々は灼熱のヘリ機内に飛び込みます。
4点式シートベルトを装着し、無線用ヘッドセットを装着するとドアが閉められます。
そして離陸時のヘリは全てのパワーを離陸操作に使うため、機内のエアコンはOFFなのです。すなわち、灼熱の機内にエアコンOFFでダッシュ後汗だくの我々は閉じ込められるのです。その中、我々はキャビン内の安全確認、周囲の安全確認、患者対応準備の開始などを行います。
離陸数分後、安定飛行となりエアコンが開始されます。しかし、我々のフライトは多くが10分から20分ですので、エアコン開始後10分弱で再度着陸に向けてエアコンがOFFになります。エアコン稼働時間は約5分から10分間。機内が十分快適になるわけもありません。
そしてめっちゃ灼熱機内がまあまあ灼熱機内になった時点で着陸手順を行います。
再度機内の安全確認、周囲の安全確認、患者対応準備の継続を行います。
そして我々は汗だくのまま臨時ヘリポートで患者様の処置を始めるのです。
いかがですか?リアルはだいぶ皆様の想像とは違うのではないでしょうか。
今夏、ドクターヘリを見上げる時、そのドクターヘリは間違いなく灼熱と戦いながら患者様を運んでいますので、応援のお気持ちを送って下さいますようお願いいたします。
m(_ _)m


