【6月5日講演一部先行公開】熱中症対策の鍵は「スマホの充電」と同じ?救急医・産業医が教える体調管理術
- toshotta
- 4月27日
- 読了時間: 3分
更新日:5月3日
こんにちは。
いよいよ本格的な暑さが近づいてきましたね。
来る6月5日、労働基準協会様主催の講習会にて、企業の労務担当者や安全衛生担当の皆様に向けた現場直結型の熱中症対策講演をさせていただきます。
本日はその講演内容を少しだけ先取りして、熱中症のサインを「ある身近なもの」に例えてお話しします。
あなたの体の「バッテリー」は何%ですか?
皆さんは、スマホのバッテリーが何%になったら「充電しなきゃ!」と焦りますか?
20%でしょうか? それとも10%?
実は、人間の体にとっても「水分」はバッテリーのようなものです。
しかし、スマホと決定的に違うのは、「わずか2%の減少」で、すでに身体はエラーを起こし始めているという点です。
「体重の2%」が、パフォーマンスの境界線
医学的に、体重の約2%の水分を失うと、熱中症の初期症状が出現し始めると言われています。
体重70kgの人なら、わずか1.4kg(1.4リットル)の減少。
「まだ1kgちょっと減っただけ」と思われるかもしれません。しかし、この2%を失ったとき、体の中ではスマホの「低電力モード」のような制限がかかり始めます。
体内の水分量(充電) | 減少量(70kgの場合) | 起こる症状(システムの状態) |
98%(-2%) | 1.4kg | 強い喉の渇き・ぼんやりする(警告表示) |
96%(-4%) | 2.8kg | 頭痛・めまい・吐き気(動作の遅延・エラー) |
92%(-8%) | 5.6kg | けいれん・失神(システム強制終了の危機) |
喉が渇いたな、と感じた瞬間、あなたの体のバッテリーはすでに**「イエローゾーン」**に突入しています。
6月5日の講演に向けて
今回の講演では、こうした生理学的なメカニズムを、現場の状況に合わせて即座に実践できる具体的な対策としてお伝えする予定です。
「喉が渇く前に飲む」は、100%のうちに給電を開始する習慣。
現場の安全を確実に守るための熱中症シミュレーション、当日は約100名の皆様としっかり共有できるよう、救急医・産業医の視点から全力で準備を進めております。
受講される皆様、会場でお会いしましょう!

【告知】6月5日の講演で、具体的な「充電術」を伝授します
「何を、いつ、どれくらい飲めば、効率よく充電できるのか?」
当日の講演では、この比喩をさらに深掘りして、現場ですぐに使える熱中症対策をお伝えします。
日時: 2026年6月5日(金)14:00〜16:00(受付13:30〜
場所:おかやま西川原プラザ 大会議場B・ギャラリー 定員100名
主催:岡山労働局・労働基準監督署
共催:岡山県労働基準協会、岡山産業保健総合支援センター
内容: 熱中症「おせっかい」のすすめ
~人事労務が踏み込むべき、一歩先の現場管理~
本格的な夏が来る前に、正しい知識という「装備」を整えましょう。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。


