キズパワーパッドが剥がれない!効果を最大限に引き出す貼り方のコツ
「せっかく貼ったのに端からすぐめくれてしまう」「水仕事ですぐに剥がれた」という経験はありませんか?
キズパワーパッド(ハイドロコロイド製剤)は、密閉して傷を早くきれいに治す優れたアイテムですが、貼る前の準備と貼った直後のひと手間で密着度が劇的に変わります。現場でもお伝えしている、しっかり密着させる貼り方のポイントをまとめました。
ステップ1:水道水でしっかり洗う
貼る前の一番重要なステップは洗浄です。傷口についた砂、ゴミ、雑菌を水道水(流水)でしっかり洗い流します。消毒液を使う必要はありません。
ステップ2:水分をしっかり拭き取って乾燥させる
傷とその周囲の皮膚が濡れていると、粘着力が落ちて密着しません。清潔なガーゼやティッシュなどで優しく水分を拭き取り、傷口と周囲の皮膚を完全に乾燥させます。 ※このとき、軟膏やクリーム、消毒液などを塗らないようにしてください。油分があるとパッドが滑ってくっつきません。
ステップ3:傷がパッドの中央にくるように貼る
パッドを広げ、傷口(創部)がパッドの真ん中に位置するように位置合わせをして貼り付けます。端に寄りすぎると、浸出液(体液)を吸ったときにすぐ端から漏れ出す原因になります。シワが寄らないよう、中央から外側へ向かって密着させましょう。
ステップ4:手のひら全体で「温めて押さえる」
貼った後、そのままにしてはいけません。手のひら全体でパッドを覆い、1分以上じっくり押さえて温めます。
温める理由: 体温でパッドのハイドロコロイド素材が柔らかくなり、皮膚の細かなキメや凹凸にしっかり入り込んで吸着します。
季節ごとの目安:
冬場: 気温や皮膚が冷えているため、パッドが硬くなりがちです。少し長め(1分半〜2分程度)に温めると効果的です。
夏場: 体温や気温が高いので、そこまで長時間押さえなくても馴染みやすいです。
この「水分を拭き取る」「手のひらで温めて密着させる」の2つを行うだけで、日常動作や水仕事の際に端からめくれてくるトラブルを大幅に抑えることができます。



